★第2のふるさとづくり、地域との繋き役がカギ

　観光庁、モデル実証事業の成果報告会実施

　観光庁は、新たな国内交流市場開拓に向けた取り組みの1つとして実施している「第2のふるさとづくりプロジェクト」の成果報告会を3月9日にオンラインで開催した。今回は観光庁が実施したモデル実証事業をの中から3カ所の関係者が登壇し事例報告が行われたほか、交流の場・拠点づくりや移住へのつなげ方などについてトークセッションが行われた。実際に取り組みを行った事業者からは第2のふるさとに対して若年層が一定の関心を寄せている点を実感することができたとした。その上で今後の課題として、受け入れる地域側の意欲を高めていくことや都市圏の人々と地域を結び付けるコーディネーターの役割が新たな観光スタイルとして定着させるための課題になるという指摘が寄せられた。

　若年層からの関心高く、地域の熱意がポイント
　北海道、京都、新潟からの事例を紹介