ICAO、今年末までに旅客需要は19年水準を3％超え

　第4四半期には営業黒字、24年旅客需要は19年比約4％増
　
　国際民間航空機関（ICAO）は2月8日（モントリオール現地時間）、2023年の航空旅客需要が第1四半期（1-3月）までに多くの路線において、新型コロナパンデミック発生前の水準に急速に回復し、年末までに2019年実績に対して約3％の成長が見込まれるとの予測結果を示した。
　さらに航空会社はコロナ禍で3年連続の赤字を計上したが、2023年第4四半期（9-12月）には営業黒字に転じると予想。2024年の航空旅客需要は2019年比で約4％増と、今後堅調に成長すると予測した。年間平均成長率（CAGR）に換算すると、2019年から2024年にかけて0.7%の成長となるという。