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2023.01.31

WING

航空機生産、10月は前年比64%増の1328億円

コロナ前比5.4%減、防衛機体と民間エンジン牽引

 

 今年10月の国内航空機生産額(製造・修理)は、対前年同月比約64%増加した1328億6500万円(21年10月:809億8200万円)となった。ちなみに、2020年10月の生産額は894億600万円、コロナ禍前の2019年10月の生産額は1403億2600万円だった。コロナ前に比べると、今年10月の航空機生産額は5.4%程度下回っているが、かなり回復が進んできている様相だ。需要が回復してきている単通路機向け民間航空エンジンが活況なほか、機体製造でも防衛需要が支えるかたちとなった。

 

※写真=10月の国内航空機生産は1328億円。回復傾向がみえてきた航空機産業。ただ、民間エンジンと防需が支える構造となっており、機体製造はまだ回復途上だ

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