航空輸送統計11月、水際緩和で国際旅客急増

　コロナ禍前の4.5割に、国内旅客はほぼ回復

　国土交通省がこのほどまとめた11月分の航空輸送統計は、本邦航空会社による国際航空の旅客輸送が前年同月比491.5％増の84万5000人で、人キロベースが429.1％増の50億3911万6千人キロ、座席利用率が69％になった。水際の緩和が進み旅客数が前年同月比で6倍近くになり、順調に回復していることを示した。コロナ禍前の2019年同月比では、人ベースが55.2％減、人キロベースが42.9％減と4.5割程度まで回復した。