★業界一丸で日本の観光産業再起を

　観光立国推進協議会、今後の方向性について議論

　観光に携わる業界関係企業・団体で構成する観光立国推進協議会は1月17日、都内ホテルで第9回目となる会合を開催した。今回は「観光立国の再起に向けた観光産業の活動の方向性」をテーマとし、新型コロナウイルスで大きな打撃を受けた日本の観光産業の本格的な復興に向けて活発な議論が行われた。昨年10月の全国旅行支援の開始や水際対策の大幅緩和などで足元の状況は改善が見られるものの、まだまだ予断を許さない状況が続いているのが現状。2023年は観光業界がコロナから脱却し、さらなる飛躍ができるかどうかのターニングポイントの年と位置づけられている。そうした中で会合の出席者からは政府からの継続的な支援を強く求めるとともに産・官・学の関係者がこれまで以上に一体となって観光再生に取り組んでいく必要性についてさまざまな視点から意見が寄せられた。

※写真＝観光立国推進協議会で観光産業の再起へ活発な議論が行われた

　観光の国際競争に遅れをとらないよう勢いづけを
　山西委員長「業界の垣根を越えた活動を一層推進」