記事検索はこちらで→
2022.12.21

WING

レイセオン、ハイブリッド推進システム初回運転に成功

 2024年の実証機飛行試験開始へ大きな一歩

 レイセオン・テクノロジーズが12月20日(アーリントン現地時間)、リージョナルハイブリッド電気推進システムの初回運転試験に成功した。航空業界が目指す2050年の「実質排出ゼロ」という大目標に向けて、ハイブリッド電気飛行機の社会実装に、大きな一歩を記したかたちだ。
 レイセオン・テクノロジーズでは、2024年にも飛行実証機による飛行試験を開始する計画で、今回の初回エンジン運転試験の達成は、重要なマイルストーンとなった。ちなみに、機体は3C(Cert Center Canada)が保有するデハビランドカナダ社の「Dash 8-100」型機を改造・運用し、飛行実証プラットフォームとして活用する計画だ。

※この記事の概要
・カナダ企業の力を集結!
・燃料消費、CO2排出を30%減 など