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2022.12.19

WING

サーブ、スウェーデンのグリペンC/D能力向上

 ハード・ソフト双方で向上、E型と相互運用力上昇
 
 サーブは12月16日(現地時間)、スウェーデン国防資材庁(FMV)との間で、スウェーデン空軍のJAS 39「グリペンC/D」能力向上に向けた契約に署名した。受注金額は約35億クローネ。契約期間は2023年から2029年となっている。この契約にはオプションが含まれており、FMVは2023年中に能力強化のための追加発注を行うことが可能だ。
 能力向上を図る「グリペンC/D」は新バージョンのエンジンを搭載することになり、飛行性能が向上する予定だ。さらに、電子戦システムの能力の向上を図るほか、アップグレードによって新たなペイロードを搭載して、攻撃力を高める条件が整うとしている。