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2022.12.08

WING

今年のSAF生産量、3億~4億5000万リットルに

 2030年に300億リットル向け長い道のり

 際航空運送協会(IATA)は12月7日(ジュネーブ現地時間)、2022年の持続可能な航空燃料(SAF)の生産量が、少なくとも3億リットルに達するとの見通しを明らかにした。これは前年の2021年の1億リットルに比べ、200%増加する計算だ。より楽観的な試算によれば、2022年の総生産量は4億5000万リットルに達する可能性があるという。
 ただ、2030年までに300億リットルを生産するという目標に程遠い数字。各国政府によるSAF業界へのインセンティブ設定を含め、飛躍的に生産能力と生産量を拡大していく必要がある。