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2022.11.21

WING

JAL、国内初の二酸化炭素排出実質ゼロフライト

 チャーター便で実現、40%のSAF使用、運航など工夫

 日本航空(JAL)は11月18日、羽田から那覇までの運航で排出される二酸化炭素を実質的にゼロにする「サステナブルチャーターフライト」を行った。これはA350-900型機の搭載燃料の一部をSAFに置き換えるとともに、運航方式などを工夫することで二酸化炭素の排出を抑え、さらにカーボンオフセットプログラムを活用することで“実質ゼロ”を実現した国内初の取組み。今後のあるべき姿とする「JAL Vision 2030」にちなんだJL2030便を便名として、JALの将来像を体現したとしており、これを契機に旅客とともに持続可能性(サステナビリティ)の浸透を図る考えだ。