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2022.11.16

WING

自衛隊の21年度災害派遣は383件、約4万5000人派遣

 不発弾は1255件処理、海上では2646個に

 統合幕僚監部はこのほど、2021(令和3)年度に自衛隊が実施した災害派遣と不発弾処理について実績をまとめた。昨年度自衛隊が実施した災害派遣は383件に上り、活動した人員の数は延べ約4万5000人となった。7月には静岡県熱海市で土石流災害が発生し、8月には九州地方を中心に河川氾濫が発生するなど、大雨を原因とした大規模災害に多くの人員を派遣した。
 また不発弾等処理については、陸上で発見された不発弾などを処理した件数が1255件になり、重量としては約31.9トンになった。海上では機雷処理の実績はなかったが、その他の爆発性危険物として分類される魚雷・爆雷・爆弾・砲弾などを処理した個数は2646個で、重量として約4トンだった。