羽田2タミ国際線、待ち望む運用開始までわずか

スイングで国内線として活躍、イスなど交換必要

　羽田空港第2ターミナルは、増大する国際線旅客を見据えて国際線施設が整備され、2020年3月29日に供用開始となったものの、猛威を振るう新型コロナウイルスで航空需要が減少し、残念ながらこれまで使われずに閉鎖されている。しかし世界的に国際線が動き出し、日本でも水際対策の緩和化が進んだことで国際線のニーズが高まりを見せている。羽田第2ターミナルを使用する全日本空輸の関係者によると、感染症影響を考えながらも早い段階で国際線施設の使用を開始させたい考えで、IATAが完全回復と予想する2023年末より前に使用を開始して国際線復活を果たしたいという。日本を代表する空港の完全復活が目前に迫る。

※写真1＝運用開始を待つ羽田2タミの国際線施設