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2022.11.10

WING

MRO Japan、次期中計でリース返却整備を年5機受託目標

 日本初ベースメンテ含むEASA認定、返却整備事業柱の1つに
 
 MRO Japanの高橋隆司社長は11月9日、去る10月11日付で欧州航空安全庁(EASA)から航空機整備事業場認定を取得したことに触れ、「ドックインして整備するベースメンテナンスを含む航空機整備事業場認定を日本で初めて取得した」とし、「我々が目指す沖縄から世界への大きな第一歩となっている」と述べた。
 その上で、同社が目標としていたリース機材の返却整備事業を展開することができるようになったことに言及。「現在、2023年~26年を対象とした中期経営計画の策定作業を進めており、このなかではリース返却事業に関しては、年間5機程度を計画している」ことを明かした。「すでに来年には1機受注する見込みで、段階的に引き上げ、最終的には年間5機レベルを見込んでいる」とした。

※この記事の概要
 アジアから受託も視界に
 コロナで検査官来日できず2年遅れに
 会社立上げ前よりEASA認定取得を構想

 MRO事業環境は追い風
 次期中計で格納庫拡張に踏み込む可能性も  など