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2022.11.02

WING

IATA、コロナ後の旅客関心事は「簡素化」・「利便性」

 デジタル化と生体認証でスピードアップが鍵

 国際航空運送協会(IATA)は11月1日(バーレーン現地時間)、2022年の世界旅客調査(GPS)結果を発表した。そのなかで、アフターコロナの航空旅客の最大の関心事は、「簡素化」と「利便性」に集中していることが浮き彫りになったことを明らかにした。
 IATAオペレーション・安全・セキュリティ担当シニアバイスプレジデントのニック・カレン氏は「パンデミック時の航空旅行は、政府が課した様々な渡航要件のため、複雑かつ面倒で、多大な時間を要するものだった」と振り返りつつ、「パンデミック後、旅客は旅行中の利便性向上を求めている。デジタル化と生体認証利用によるスピードアップを図ることが鍵だ」とコメントした。