フィンエアー、念願の羽田線開設

　コロナ禍で約２年半遅れ、新機材投入

　フィンエアー（FIN）は10月31日から羽田-ヘルシンキ線の運航を開始した。新路線は当初2020年3月からの就航を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期を余儀なくされており、今回念願の就航となった。羽田線には新デザインのビジネスクラスやプレミアムエコノミークラスのシートを追加したA350型機を投入した。31日夜に実施したセレモニーで同社のミッコ・トゥルティアネン マーケットマネジメント担当バイスプレジデントは、日本市場の重要性を改めて強調するとともに、日本各地からフィンランド、ヨーロッパ各都市への利便性をアピールし、存在感を一層高めていきたい考えだ。

※この記事の概要
冬季は成田線を含め週9便で運航
プレミアムエコノミー席を新規投入
　日本就航40周年、市場の重要度不変
　日本国内から欧州への良好なアクセス訴求