ANAHD上半期決算で3年ぶりに黒字化達成

計画上回る実績、通期見通しを上方修正

　ANAホールディングス（ANAHD）の芝田浩二社長は10月31日の会見で、2023年3月期第2四半期（2022年4月1日～9月30日）決算が上半期として3年ぶりに黒字を達成したことを発表した。国際線・国内線の旅客増加に伴って売上高が前年同期比83.4％増の7907億円となった。その上でコロナ禍でのコストダウン施策を進めたことで営業費用を38.8％増の7592億円に抑えることができたとし、営業利益が314億円（前期比1474億円増）、経常利益が302億円（1457億円増）、四半期純利益が195億円（1183億円増）となり、売上・利益ともに黒字化を実現することができたとした。

※写真＝決算会見を行うANAHDの芝田浩二社長（左）と中堀公博グループCFO