★TAT総裁、2023年タイ訪問日本人客125万人に

　コロナ前の7割に回復、消費額上積みに照準

　ツーリズムEXPOジャパン2022の開催にあわせて来日したタイ国政府観光庁（TAT）のユッタサック・スパソーン総裁が本紙などとのインタビューに応じ、2023年に日本人訪問客数をコロナ前の7割水準に相当する125万人を目指す方針を示した。新型コロナウイルスで旅行者の意識が変わる中で新たなスタイルのタイ旅行を訴求していくとともに、消費額の上積みに照準を当てた新たなプログラムを提案していき、質的向上を意識した取り組みに力を入れていく考えを明らかにした。

　今年は35万人の日本人訪問客見込む
　制限緩和で段階的に増加、世界12位に

　日本からタイには新型コロナウイルスの感染拡大の2019年には180万人が訪れていた。しかしながら新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言などが発令され、一時は外国人渡航者の受け入れを完全にストップしていた。