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2022.06.09

WING

ATR、日本の空に今後7~10年で100機のATR機を

拡大するATRフリート、更なるサポート強化も示唆

 日本のリージョナル航空市場を席巻するATRのステファノ・ボルトリ最高経営責任者(CEO)が来日して6月8日、都内で記者会見に臨み、「日本市場において7年~10年で100機以上の展開を目指す」と話すなど、日本市場におけるATR機フリートの拡大に自信をみせた。
日本市場におけるATRオペレーターは現在3社あって、その運航機数は15機にまで拡大。今年はさらに新潟空港を拠点とするトキエアが新たに運航を開始する予定にあって、来年にはオリエンタルエアブリッジも、新たなATRオペレーターとして仲間入りする予定だ。
 こうしたなかコマーシャル部門シニア・バイス・プレジデントのファブリス・ヴォーティエ氏は、「お客様に近いところでビジネスを展開することが我々の強み」であることを強調。顧客に寄り添うかたちでサポート体制を構築し、様々なソリューションの提案を行うことなどにも触れ、運航会社数およびフリート拡大が見込まれる日本市場において、その規模拡大に合わせた更なるサポート体制の強化に乗り出すことも示唆した。

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