★天王洲で「OKETA COLLECTION」展覧会開幕

　骨董から現代アートまで、初公開の作品も

　東京の新たな現代アートの発信地であり、文化観光の拠点として大きな注目を集める天王洲。その中心となっている寺田倉庫では、現代アートのコレクターズミュージアム「WHAT MUSEUM（ワットミュージアム）」で4月28日より、OKETA COLLECTION「Mariage -骨董から現代アート- 」展を開催する。また、同日からは「WHAT MUSEUM」で「建築模型展-文化と思考の変遷-」、アートギャラリーカフェ「WHAT CAFE」でギャラリー5軒との企画展も開催するなど、新たな展覧会を続々と開催する。今年は行動制限なしに楽しめる3年ぶりのゴールデンウィークとなる。旅行はもちろんアートで心を開放し想像力を羽ばたかせてみてはいかがだろうか。
　「OKETA COLLECTION」は、骨董から現代アートまで、国内外の幅広い作品を約20年かけて収集してきた桶田俊二・聖子夫妻によるコレクション。展覧会は前期と後期に分け、コレクションのなかから厳選した作品群を全く異なる2つのテーマで展示する。今回初公開される現代アート作品もあり、見どころ満載だ。
　前期の「Mariage −骨董から現代アート−」展は、4月28日から7月3日まで開催。「OKETA COLLECTION」としては初出展となる作品や新作を含む約40点を「身体」「モノクローム」「カラー」の3テーマで展示する。立体作品から絵画、骨董から現代アートまで、多様な作品群が互いに調和しひとつの世界感を醸し出す様は必見。
　会場では、コレクターの桶田夫妻自らがコレクションにまつわるエピソードを紹介したり、作品を解説する音声ガイドも用意する。WHAT MUSEUMの公式アプリをダウンロードすると、来館時に無料で音声ガイドを利用できる。
　後期の展覧会は「YES YOU CAN -アートからみる生きる力-」展として8月6日から10月16日まで開催する予定となっている。

　【開催概要】
▼展覧会名：OKETA COLLECTION「Mariage -骨董から現代アート-」展
▼会期：4月28日〜7月3日
▼会場：WHAT MUSEUM 2階
▼開館時間：火〜日 11時〜18時（最終入場17時）月曜休館（祝日の場合、翌火曜休館）
▼入場料：一般1200円、大学生／専門学生700円、高校生以下無料
▼URL：https://what.warehouseofart.org/exhibitions/oketa-collection_mariage

※写真＝クレイグ・クチア《a window as a painting as a painting is a window》 Craig Kucia, a window as a painting as a painting is a window, 2022, Oil on linen, 198.12 x 292.1 centimeters (78 x 115 inches). Courtesy of the Artist and MAKI Gallery.

本展覧会で初公開となる作品

※写真＝作品のなかに作品が写り込み、来場者も作品の一部になることもできる

※写真＝立体作品も多数で個性派揃い、それでいて不思議な一体感がある

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