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2022.04.25

WING

航空局、個人操縦士3名を行政処分

検査結果偽装や許可得ず航空運送業も

 航空局は4月22日、個人の操縦士3名(うちは1名は整備士を兼ねる)を対象に、行政処分を行ったことを発表した。行政処分を課した操縦士は、いずれもそれぞれ一定期間の航空業務停止となった。
 このうち個人操縦士Aは、2020年4月6日、指定航空身体検査医の下で航空身体検査証明を受検した際、検査項目の1つに身体検査基準不適合となる疾患が確認された。そのため指定医不適合の判定を受けた。その後、4月24日には別の指定医に航空身体検査を申請した際、前回の航空身体検査証明にかかる検査の結果の記録として、同年4月6日に指定医不適合となった際の記録を添付しなければならないところ、2019年4月1日の指定医適合判定の検査結果記録を添付。指定医適合判定を受けて、航空身体検査証明書の交付を受けていたことが発覚した。さらに、

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