21年度緊急発進は過去2番目の1004回

中国機の接近が急上昇、ロシア機は領空侵犯2回

　統合幕僚監部はこのほど、2021年度（2021年4月1日～2022年3月31日）の対領空侵犯措置による航空自衛隊戦闘機の緊急発進状況をまとめた。21年度に行った緊急発進回数は前年度よりも279回増となる1004回で、過去2番目に多く緊急発進を行ったことが分かった。対象となった航空機を国・地域別にみると、推定も含め中国機が全体の約72％を占め、ロシア機が約26％。中国・ロシア機による日本周辺での活動が活発化しており、

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