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2022.04.15

WING

陸自、ヤマサクラなど日米共同訓練を拡充へ

米尼共同訓練「ガルーダ・シールド」に初参加

 陸上幕僚監部は4月14日、2022(令和4)年度に実施を予定している陸上自衛隊の主要訓練・演習について発表した。「日米共同方面隊指揮所演習(ヤマサクラ、YS)」をはじめとする日米共同訓練を拡充・見直しを行うことで、より実際的な演習・訓練へと質的向上を図るほか、米国とインドネシア(尼)による二国間訓練「ガルーダ・シールド」に初めて参加するなど、多国間訓練についても拡充していくとした。
 YSについては、質的向上を図るべく日米の参加態勢を拡充。陸上自衛隊ではこれまで参加規模を1コ方面隊としてきたが、陸上総隊および2コ方面隊へと拡大、米側も米陸軍第1軍団と2コ歩兵師団が共同部隊として訓練できる枠組みとする。また、米海兵隊もYSに参加する予定となっている。2022年度の実施時期は第3四半期で、陸上総隊と北部と西部の2コ方面隊が訓練部隊となっている。

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