ANA第3ブランド、「AirJapan」が目指す新たな空の旅

ニューノーマルでニーズ変化対応、訪日取り込みに重きも

　ANAホールディングスが3月8日に発表した第3ブランド「AirJapan」。既報の通り（本紙3月8日号）、成田空港を主たる拠点に2023年度下期就航に向けて、母体となるエアージャパンで準備作業が進められる。同日、記者会見に臨んだエアージャパンの峯口秀喜社長は「アフターコロナのニューノーマルでは航空の姿が少し変わってくるのだと思う」と前置きしながら、旅客が機内サービスなどをカスタマイズすることができるサービススタイルの提供に言及しつつ、「そうしたモデルを創ることによって、お客様に選ばれるエアラインになると確信している」と話した。また、787型機のベリースペースを使った貨物需要の取り込みも図る。