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2022.02.10

WING

コロナ禍でも成長遂げた沖縄MRO、更なる産業集積加速

MROジャパン、今年中頃にはEASA認可取得へ

 コロナ禍で航空業界が苦しみ喘ぐなか、堅調な成長を遂げた航空機関連企業が沖縄には存在する。航空機整備を受託するMROジャパンだ。全日本空輸(ANA)のほか、三菱重工業、ジャムコ、そして地元企業が出資して2015年4月1日に設立。2018年には那覇空港に隣接した格納庫が完成し、2019年1月には同格納庫の開所式を開催した。
 勢いに乗る沖縄県は、県内に航空機関連産業の集積をさらに加速させるべく、新たな振興計画の施策の一つとして、航空関連産業クラスターの形成を盛り込んだ。2本の滑走路を有し、物流ハブとなるなど、沖縄最大の玄関口・那覇空港を中心とした目玉政策を、加速させつつある。

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