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2022.02.07

WING

米国内飛行中レーザー照射、21年は9723件に

対前年比41%増、違反者に一年間で12万ドルの罰金

 米連邦航空局のまとめによると、昨年一年間で飛行中にパイロットから危険なレーザー照射を受けたとする報告件数は9723件にも達したことが明らかになった。これは2020年と比較した実に41%増加したかたちだ。
 地上から航空機に対してレーザーを照射することは、安全上の重大な脅威だとして、日本国内はもちろん、米国内でも禁止されている。米国内を飛行中、こうした危険行為に直面したとするパイロットからの報告件数は増加傾向にあり、FAAは罰則を強化している。ちなみに、2010年にFAAがレーザー照射に関するデータの記録を開始して以降、レーザー照射によって実際にパイロットが目を負傷した件数は244件にのぼっているという。

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