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2022.01.26

WING

IATA、2021年旅客需要はコロナ前58.4%減

前年比回復進むも依然コロナ前比で半数割れ

 国際航空運送協会(IATA)は1月25日(ジュネーブ現地時間)、2021年暦年(21年1~12月)期間中における世界の航空旅客輸送実績を発表した。それによると、コロナ前の2019年実績と比較して、旅客需要を表すRPKは58.4%減少したことが明らかになった。ちなみに2020年のRPKは2019年と比較して65.8%減少していたことから、一定度、需要が回復したかたちだ。なお、座席供給量を表すASKは48.8%減少。その結果、搭乗率は15.4ポイント悪化した67.2%に留まった。
 また、国際線のRPKは2019年比75.5%減少した。ASKに関しては65.3%縮小しており、搭乗率は24ポイント悪化した58.0%となった。
 一方、国内線RPKは28.2%減少。ASKも19.2%減少しており、搭乗率は9.3ポイント悪化して74.3%となった。

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