岸防相、北の弾道ミサイル「約マッハ10で飛翔」

高度約50キロの低高度で変則軌道、5日のと同じか

　岸信夫防衛大臣は1月12日の臨時会見で、北朝鮮が前日に発射した弾道ミサイルの最大速度がマッハ10に達したことを発表した。同ミサイルは「通常の弾道ミサイルよりも低い最高高度約50キロ程度を最大速度約マッハ10で飛翔し、また左方向への水平機動も含め、変則的な軌道で飛翔した可能性がある」と、これまでの分析結果を述べた。さらに北朝鮮のミサイル発射行為が安保理決議に違反しており「強く非難する」姿勢を示した。