記事検索はこちらで→
2021.12.21

WING

単通路機価格は底打ちか、双通路機は更なる下落も

中古機戦線異常あり、コロナで777型機など最大60%暴落

 シリウムのコンサルティング部門グローバルヘッドを務めるロブ・モリス氏が本紙の取材に応じて、今後の新造機、中古機、リースの航空機市場見通しについて、「A320neo、737MAXおよび737-800など一部の人気機種の機体価格は底を打ち、安定期に入るか、もしくはわずかに価格が上昇することを期待できるかもしれない」との見通しを明らかにした。一方、「長距離線の市場の回復が遅れることから、多くの双通路機については、価格の安定化が図られる前に、2022年に更に下落する可能性がある」ことを指摘した。

お試し価格で全文公開中です。