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2021.12.01

ウイングトラベル

★KLM、日本路線デイリー化検討も「状況急変」

 グラス日本支社長、1月以降の運航計画再検討

 エールフランス航空/KLMオランダ航空のギヨーム・グラス日本・韓国・ニューカレドニア支社長は、11月30日に開催したプレスミーティングで、現在週4便で運航中の成田/関空ーアムステルダム線について、「先週末時点では通常のデイリーフライトに戻せるかなと考えていたが、状況が急変した」として、オミクロン株により日本の水際対策が急遽強化されたことで、来年1月以降の運航計画を見直す可能性に言及した。グラス日本支社長は本紙取材に対し「運航休止は全く検討していない」と断言しつつ、今後の予約状況を見極めながら来年1月以降の運航計画を再検討していく方針を示した。
 グラス支社長は、「欧州やアメリカではレジャー需要がかなり良いペースで回復しており、日本路線についても9月から年末にかけて順調に回復の兆しが見えていた。来年1月以降はさらに予約数が増えることを見込んでいた」として、欧米路線に続き日本路線でも回復の兆しが見えていたと説明した。