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2021.11.29

ウイングトラベル

★7-9月の国際観光客数、ヨーロッパ中心に回復

 UNWTO、欧州は19年比53%減、米大陸60%減

 国連世界観光機関(UNWTO)による最新統計によると、2021年第3四半期(7〜9月)の国際観光到着客数はヨーロッパを中心に回復し、前年同期比58%増と増加したものの、コロナ前の19年同期比では64%減の水準にとどまった。ヨーロッパは7-9月に19年比で53%減まで回復し、8月と9月は19年比で63%減となり、パンデミック以降では過去最高の月間実績となった。
 2021年1〜9月の累計では、全世界の国際観光到着客数は20年同期比で20%減となった。1〜6月までの54%減に比べて明らかな回復傾向となっており、とくに南ヨーロッパや地中海、カリブ海、北アメリカや中央アメリカなどでは1〜9月の国際観光到着客数が2020年レベルを上回った。