ウイングトラベル
★IATA調査、生態認証利用意向が拡大

生体認証で手続き・行列時間削減を
国際航空運送協会(IATA)は11月15日(ジュネーブ現地時間)、2021年世界旅客調査(GPS)の結果を発表した。その結果、旅客は旅行プロセスが迅速化されるのであれば、生体認証を利用したいと考えているほか、行列に並ぶ時間を削減することを願っていることが、あらためて浮き彫りになったとしている。とくに生体認証の利用意向については、コロナ前に行った2019年の調査に比べ、大幅にその利用意向が拡大したことが明らかになった。
IATAのオペレーション・安全・セキュリティ担当シニア・バイスプレジデントのニック・ケアン氏は、アフター・パンデミックの航空交通量回復を見据え、生体認証などの技術を活用して、旅客が望む”手続き”や”行列”に費やすムダ時間削減に取り組むべきことを主張した。