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2021.11.10

WING

エアバス、編隊飛行でCO2排出・燃料消費削減

渡り鳥の編隊V字飛行からの学びを応用

 エアバスは11月9日(仏現地時間)、フランスのトゥールーズからカナダのモントリオールに向けて、2機のA350XWBを3キロ間隔で飛行させた。運航間隔を狭めた編隊飛行によって、6トン以上のCO2排出量を削減し、通常フライトに比べて5%以上燃料消費を抑えることに成功したという。これは2019年に立ち上げられた生体模倣技術開発などを推進するエアバスの子会社「Airbus UpNext」の飛行実証プロジェクト「fello fly」(フェロー・フライ)の一環。この実証フライトはエアバスのMSN1とMSN59という2機のA350フライトテスト機を用いて、前者をリーダー機、後者がフォロワー機となる「最終デモンストレーション」のテストフライトが行ったものだ。

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