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2021.11.10

WING

10月発射の北ミサイルはプルアップ機動で変則

防衛省が分析、2発目は偶然捉えた宇宙物体

 防衛省はこのほど、北朝鮮が去る10月19日に発射した弾道ミサイルについて、これまでに進んだ分析結果を発表した。発射されたミサイルは、新型の潜水艦発射型弾道ミサイル(SLBM)1発で、一度下降してから再度機動して上昇する変則軌道、いわゆるプルアップ機動で飛翔したことを確認した。当初は2発の発射と発表していたが、残る1発は警戒監視レーダが偶然に捉えた宇宙物体だったと結論。その物体名は明かせないという。それを弾道ミサイルの航跡と判断し、誤って2発の発射となった。

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