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2021.10.28

WING

ボーイング、787低率生産・改修費用で約10億ドル見込む

納入再開見通し言及せず、再開まで月2機の低率生産

 ボーイングは10月27日(米国シカゴ現地時間)、懸案となっている787ドリームライナー引き渡し再開について、米連邦航空局(FAA)と詳細な協議を続けているというに留め、その納入再開見通しについては言及しなかった。ボーイングは787型機の生産リソースについて、同機の検査および改修作業に集中させているとし、その生産レートについては現在のところ月産2機ペースに落としていることを明かした。その上で、納入が再開されるまではこの生産レートを維持するとし、その後、月産5機へとレートアップする考えを示した。

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