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2021.10.20

WING

豪州海軍、MH-60Rヘリの飛行を再開

 オーストラリア国防省は10月16日(豪州現地時間)、10月13日に発生した不時着水事故により飛行を停止していたMH-60Rヘリコプターについて、豪州海軍は飛行を再開したと発表した。
 この事故では駆逐艦「ブリスベン」配属のMH-60Rヘリがフィリピン海で夜間飛行を行っていた際に不時着水。乗員3名は軽傷を負ったものの迅速に救助されていた。
 豪州艦隊司令官のマーク・ハモンド少将は、「(調査の)初期段階では、今回の事故が他のMH-60Rヘリに影響を与えるものではないことが示されている」と飛行再開の理由について言及。「MH-60Rは信頼性の高いプラットフォームであり、世界中で300機以上が運用されている。(豪州)海軍は安全性と実行性を維持するために厳格かつ定期的な整備を実施している」とコメントしている。