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2021.10.04

WING

JAL、8月は国内・国際旅客前年比増もいぜん低水準

国内利用率は5割弱、国際線は3割程度

 日本航空(JAL)グループの8月輸送実績は、国内線(JAL、J-AIR、JAC、HAC、JTA、RAC)旅客が前年同月比17%増の120万7684人となり、利用率が44.7%となった。需要を示すRPKが15.2%増の9億2121万5千人キロ、供給を示すASKが6.2%減の20億6232万座席キロだった。通常であれば夏季繁忙期であり、感染症影響が最も大きかった前年と比べれば、一定の需要の回復が見られた。しかし、座席を絞っても利用率が5割に届かず、いぜん厳しい様相。足元では、緊急事態宣言が解除されるなど、需要の回復へ向けた要素も見られ、今後の好転が期待される。

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