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2021.09.30

WING

スペースウォーカー、25年6月期にIPO目指し開発加速

IPO成功の鍵握るは複合材タンク事業か

 再使用型の有翼式スペースプレーン開発を進める宇宙ベンチャー「スペースウォーカー」の眞鍋顕秀最高経営責任者(CEO)が本紙の取材に応じて、「2025年度6月期のなかではIPO(新規上場)を目指す」とした。
 スペースウォーカーが開発する機体の特徴は、”エコロケット”。今年6月に発表した同コンセプトでは、有翼再使用ロケットの機体設計に加え、バイオ燃料の使用(牛の糞尿などから生成するバイオメタンを主とした液化天然ガス)、さらには誘導制御システムにより自動操縦で地球と宇宙を往還することができるようにすることなど引き合いに、持続可能な宇宙輸送手段を構築するとし、SDGsに合致したスペースプレーン開発を進めている。

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