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2021.09.29

WING

DARPAら、極超音速兵器HAWCの初飛行に成功

ブースター利用のスクラムジェットでマッハ5で巡航

 米国防高等研究計画局(DARPA)、ノースロップ・グラマン、レイセオン・ミサイル&ディフェンス(レイセオンM&D)は9月27日(米国アリゾナ州現地時間)、極超音速エアーブリージング兵器コンセプト(HAWC:Hypersonic Air-breathing Weapon Concept)の初フリーフライトテストをこのほど完了したと発表した。
 HAWCは、ノースロップ・グラマン製のスクラムジェット(超音速燃焼ラムジェット)エンジンを搭載するレイセオンM&D製のミサイルで、固体ロケットモーターによる超音速飛行を利用して流入空気と炭化水素燃料を圧縮し、音速の5倍であるマッハ5以上の速度で持続飛行することが可能という。

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