★雇用調整助成金、上場企業の21.1％が申請

　航空・鉄道含む運送業が計上額最多に

　東京商工リサーチ（TSR）によると、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、雇用調整助成金の計上・申請を行った上場企業は814社に達し、上場企業全体の21.1％に達した。また、雇用調整助成金の計上額が判明した723社の計上額は、7月末までで計5190億4450万円に達した。6月末に比べて11.2％増加している。
　鉄道、航空などの交通インフラ、外食、サービス、アパレル小売など、業績回復が遅れた業界を中心に年度をまたいだ雇用調整助成金の受給が増加し、計上額を押し上げた。