Space BD、研究素材など宇宙空間に6ヵ月曝露計画始動

研究・教育機関、企業10組から募集、年度内にISSへ

　宇宙商社のSpace BDが、国内外の研究機関・教育機関・民間企業10組から集めた研究用素材、写真、イラストなどの様々な対象品を宇宙空間に打上げ曝露する「スペースデリバリープロジェクト」を開始する。今年9月には宇宙航空研究開発機構（JAXA）に打上げる対象品を引き渡し、2021年度中に国際宇宙ステーション（ISS）の補給船に搭載して打上げる。その後、船外実験プラットフォームにおいて約6ヵ月間、宇宙空間に曝露し、来年6月にはISS船内に回収し、ISS補給船を使って地球へと輸送する計画だ。