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2021.08.27

WING

航空局22年度概算、厳しい業界支援する予算要求

空港へ無利子貸付など、グリーン施策も推進

 国土交通省航空局の2022(令和4)年度概算要求が分かった。要求額は空港整備勘定が3919億円で、一般会計(非公共)が前年度比8.8億円増の74.2億円となった。航空会社・空港会社など、新型コロナウイルス感染症の影響でいぜん厳しい状況に置かれており、航空業界への支援など必要な措置などは事項要求として、航空旅客需要の回復状況などを踏まえて、今後の予算編成過程で検討していく考え。空整勘定の要求額は前年度と同額とした。歳入としては、拠点空港の機能強化を計画的に推進するため、財投借入金として984億円を要求し、そのほか航空機燃料税が432億円、着陸料等収入が501億円、航行援助施設利用料収入が971億円、雑収入が1031億円とした。

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