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2021.08.02

WING

ANAHD、6四半期連続赤字で四半期純損失511億円

 前年比約500億円改善、コスト構造改革深堀りが奏功

 ANAホールディングスが7月30日に発表した2022年第3四半期決算(2021年4月1日〜6月30日)によると、四半期純損失は511億円の赤字となった。前年同期は新型コロナパンデミックの影響で1088億円の当期純損失を計上していたが、長引くコロナ禍にあって500億円の損益改善がみられた。当日、ウェブで記者会見に臨んだANAホールディングスの福澤一郎取締役専務執行役員は「四半期純損失は6四半期連続で損失を計上したものの、前年同期から半減した」と話すなど、新型コロナパンデミックの発生で大打撃を被った前年度から少しずつ経営の立て直しが進みつつあることを強調。「コロナの影響を受け始めた2019年度第4四半期以降、最少の損失額となった」ことを明らかにした。
 期間中の売上高は前年同期比773億円増加した1989億円に増加した。

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