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2021.07.14

ウイングトラベル

★旅行業の休廃業・解散、上期過去最多ペース

 帝国データ調査、経営体力限界で危機的状況

 帝国データバンク(TDB)がまとめた今年上半期(1-6月)の企業の休廃業・解散動向によると、旅行会社の休廃業・解散が前年同期と比べて2倍以上増加し、ホテル・旅館も5割増で、観光産業が過去最多に迫っていることが分かった。一方で、企業全体としては前年同期比4.6%減と減少傾向にあり、政府・民間金融機関による活発な資金供給やコロナ対応の補助金が倒産抑制に効果を発揮しているとしており、そうした中で、補償のない観光産業の休廃業・解散が際立っている。
 今年上半期の休廃業・解散した旅行会社は、一般旅行業が前年の13件から30件に2.3倍増加した。また、旅行代理業は前年の25件から50件に倍増した。合計すると、

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