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2021.07.13

ウイングトラベル

★トルコ・スメラ修道院、観光客受け入れ再開

 修復作業終了、世界遺産暫定リスト登録

 トルコ大使館によると、スメラ修道院が5年間に及ぶ修復作業を終え、新たなエリアを加えて観光客の受け入れを再開した。黒海沿岸トラブゾン県の断崖絶壁に張り付くように建てられ、聖母マリアに捧げられたギリシャ正教の同修道院は、トルコの重要な信仰観光の中心地で、ユネスコの世界遺産暫定リストに登録されている。
 スメラ修道院の修復作業は2016年2月に始まり、約5700万トルコリラ(約7億3000万円)の費用をかけて、隣接するカラダー山からの落石の危険を防ぐために修復。環境整備、岩場の地質学的・地盤力学的観点からの調査と地盤強化を2段階に分けて完了した。

 

※写真=トルコ・スメラ修道院が修復作業を終え、観光客の受け入れを再開