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2021.07.07

ウイングトラベル

★JALグループ5月、旅客増も感染症影響でいぜん低水準

 旅客伸びた米大陸・東南アジア、底堅い接続需要

 日本航空(JAL)グループの2021年5月の実績は、国際線の旅客数が前年同月比493.2%増の4万9204人で、利用率が19.1%だった。国内線(JAL/J-AIR/JAC/HAC/JTA/RAC)の旅客数は242.8%増の83万9666人で、利用率が38.1%となった。コロナ禍後、最も航空需要が落ち込んだ前年同月と比べれば、国際線・国内線ともに著しい回復を見せているが、一昨年前の水準には及ばず。特に国際線は、供給を十分に絞った上でも2割に満たない利用率であり、いぜん厳しい状況が続いている。
 国際線の5月実績は、需要を表すRPKが650%増の3億3595万8千人キロで、供給を示すASKが608.6%増の17億6013万4千座席キロであり、利用率が19.1%となった。国際線はいぜん世界的に厳しい水際対策が取られ、移動が厳しく制限される状況。

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