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2018.08.20

ウイングトラベル

7月の訪日外客数、5.6%増283万2000人に

7月として過去最高、1-7月累計は1873万人

 日本政府観光局(JNTO)が発表した7月の訪日外客数は前年同月比5.6%増の283万2000人となり、7月としては過去最高を記録した。1〜7月累計では13.9%増の1873万900人となり、2000万人目前に迫る状況となった。
 7月は新規就航や増便による航空座席供給量の増加に加え、継続的に展開している訪日旅行プロモーションの効果が今回の実績につながった。ただ、6月に発生した大阪北部地震や西日本を襲った「平成30年7月豪雨(西日本豪雨)」の影響で東アジア市場の一部で訪日需要が抑えられたことで全体の伸び率は鈍化する格好となった。なお、大阪北部地震や西日本豪雨が訪日旅行に与える影響については今後も引き続き注視する必要があるとしている。
 7月実績を市場別に見ると、中国が単月として過去最高を記録したほか、15市場(台湾、タイ、シンガポール、フィリピン、ベトナム、インド、オーストラリア、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペイン)で7月の過去最高を更新した。

 

※7月および1-7月累計の市場別訪日外客数(JNTO提供)