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2018.08.20

ウイングトラベル

エボラブルアジア第3四半期、増収赤字に

売上高は約6割増加も、原価や販管費膨らむ

 エボラブルアジアが発表した2018年9月期の第3四半期(17年10月〜18年6月)連結決算によると、売上高は前年同期比59.2%増の63億1900万円の増収だったが、営業損失4億4900万円(前年同期は5億8100万円の黒字)、経常損失4億5900万円(同5億5300万円の黒字)、四半期純損失4億6600万円(同3億5400万円の黒字)と、赤字となった。
 売上高は59.2%増の63億1900万円の増収だったが、売上原価は約3.6倍の22億6000万円に膨らみ、売上総利益は21.8%増の40億5900万円となったほか、販売費および一般管理費は63.9%増の45億800万円とそれ以上に膨らみ、営業損益は4億4900万円の赤字となった。
 セグメント別にみると、「オンライン旅行事業」の売上高は46億2000万円、営業損失は3億1900万円。BtoCサービスでは、新規顧客獲得のために基幹システムを大幅リニューアルしたほか、エアトリの認知度向上やブランディングコストの戦略的な投下を実施した。 なお、2018年5月31日付で、DeNAトラベル(現エアトリ)の株式取得により、エアトリは6月から連結子会社となった。