KNT-CTHD6月取扱額、1.6％増の427億円

国内3.1％減も海外は7.6％増と大きくプラス

KNT-CTホールディングスグループの6月の旅行総取扱額は1.6％増の427億3800万円となった。国内旅行は3.1％減の256億7200万円だったものの、海外旅行が7.6％増の142億2900万円となったことが奏功した。外国人旅行は29.8％増の17億3400万円だった。
海外旅行は団体旅行が18.5％増と2ケタ増となった。学生団体は修学旅行の取扱人数が減少したことで17.3％減となったが、一般団体は、趣味や視察・研修旅行、企業系コンベンションなどが好調に推移し、23.3％増と大幅なプラスとなった。
　海外企画旅行については0.9％減となった。商品別ではホリディが9.2％減、クラブツーリズムの海外商品が0.8％増となった。ホリデイはハワイやアジア方面は好調に推移したが、ヨーロッパ方面で一部商品のクラブツーリズム商品への一体化による減少に加え、ミクロネシアやアメリカ方面などが低調だった。クラブツーリズムは北米やハワイ、オセアニア方面が低迷したが、ヨーロッパやアジア、中国方面が好調に推移した。