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2021.06.16

ウイングトラベル

★ドイツ、日本人観光の本格回復は来春以降

 観光客受け入れ再開も日本側の制限緩和がカギ

 ドイツ観光局は6月16日にメディア向けのイベントを開催し、ドイツ観光を取り巻く現状と今後のプロモーション方針について説明を行った。ドイツは6月6日から日本からの渡航者に対する入国制限を解除し、観光目的での入国も可能となったが、ドイツ観光局の西山晃アジア・オーストラリア統括局長は今後の日本人観光に関する回復の見通しについて「日本側の渡航制限緩和やワクチン接種の状況がポイントとなるのではないか」と指摘するとともに「旅行会社も来年春のヨーロッパ送客に照準を定めており、本格回復はこのタイミングになるのではないか」という考えを示した。
 そうした中でドイツ観光局は旅行再開への意欲を高めるためにドイツの地域文化に着目したリカバリーキャンペーンを展開するほか、今後の観光市場において重要視されるテーマの1つであるサスティナビリティ(持続可能性)に着目した企画も展開し、コロナ収束後の観光客誘致促進につなげていく考えだ。

 

※写真=プレスイベントで今後の日本人観光客回復の見通しなどについて語るドイツ観光局の西山晃アジア・オーストラリア統括局長

 

 観光リカバリーへ、地域文化の多様性に着目
 「German Local Culture」キャンペーン開始

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