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2021.06.14

ウイングトラベル

★ANAHD、職域接種をいち早くスタート

 ワクチン接種を加速、需要回復を後押し

 ANAホールディングスは6月13日、新型コロナワクチンの職域接種を羽田空港で開始した。企業による職域接種の第一号だと見られる。初日となった13日には、国際線業務に従事する運航乗務員や客室乗務員ら50人が1回目の接種を済ませ、安堵の表情を見せた。ANAHDでは6月14日から1日100人、6月21日から1日300人の接種体制とし、接種を本格化させる。まずは国際線に従事する運航乗務員と客室乗務員ら約1万人の接種を行い、その後、ANAグループの社員ら約4万6500人への接種を順次進める方針だ。
 6月14日からはJALグループも羽田空港で職域接種を開始する。大手航空2社が職域接種を本格化させ、ワクチン接種の加速を航空業界として強力に後押ししていくことで、航空機による移動の安心安全をさらに高め、経済活動の回復を促し、国内線や国際線の一日も早い需要回復につなげていきたい考えだ。

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