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2021.06.09

ウイングトラベル

★5月の宿泊業倒産は7件、資金繰り支援が奏功

 14年ぶりに負債1000億円超の倒産発生も

 東京商工リサーチ(TSR)がまとめた5月の宿泊業の倒産件数は7件(前年同月比3件減)、負債総額は前年同月比12.4倍の1022億2900万円に膨らんだ。14年ぶりに負債が1000億円を超える倒産が発生したため、負債総額を押し上げた。新型コロナ関連倒産は3件だった。1〜5月までの累計倒産件数は40件で、前年同期の56件を下回っており、官民による資金繰り支援が奏功した。
 原因別では、販売不振が5件と7割を占めた。形態別では破産が4件、特別清算が2件、民事再生法が1件。地区別では関東が4件と最多で、東北、中部、九州が各1件だった。

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